コーヌスクローネ



 あまり聞き慣れない言葉と思いますが、古くからある歯の入れ方です。


 部分入れ歯では、色々な手法を行ってみましたが、この方法がベストと思えるほど私は気に入っております。

 患者さんは
可撤式(取り外しの入れ歯)はどうしても気持ちが悪い、取り付けてほしいと言われます。 


 しかし取り外しの入れ歯は、残っている歯が少ない時や、後方に歯が無い時には取り付けることが出来ません


 よってインプラントをされる人が増えております。


 が、コーヌスは取り外しができるブリッジのようなもので、歯に二重に被せるのでしっかり固定されます。口の中の清掃もし易く、視覚的にもバネは見えず、なにより装着感が抜群です。

 

 但し、このコーヌスクローネの治療行為および技巧操作は大変難しいため、この治療を行う医院は少ないです。

写真部分はクリックすると拡大します

 

コーヌスクローネ義歯がいかに難しいかの典型例

平成22年 神戸市在住 女性 74

23年 01/06更新

16本の歯が残っています

適合が悪いため、外冠の中にも樹脂を入れています


初回来院時、大変細かく現状をお伝え頂き、日常生活において支障が出て、大変ストレスをお感じになっているということでした。


概要:


@ この歯になって3年が経過。完成まで4カ月かかった。その間、満足に食事ができなかったため、体重が5キロも痩せ、現在もそのままの状態。

 

A 入れ歯を入れてから抜けない、被せてある金属が外れることが多く、恒常的に痛みを感じる。

 

B 食事は、柔らかい野菜を中心に摂取せざるを得ない。


この患者さんは、高い治療費をお支払いしたにも関わらず、非常にお気の毒なケースでした。

また、彼女は金に対してのアレルギーがあり、症状を訴えるが対応してもらえず、内科にも行くが原因は判明せず、水道の水の味が異常に感じるので水道局に水質調査までして頂いたそうですが、原因は金アレルギーだったようです。

局、当医院で全部はずして金を使わずやりかえました。


下記参考:

このように残っている歯の数が多いケースは難しいです。私は特殊な方法で型をとっています。

 

平成15年  男性

歯のある方は、ブリッジで取り付けることができますが、抜けている方は入れ歯になります。しかし、下顎の片側だけのクラスプの入れ歯は物理的に安定が望めません。

ところが、このようにコーヌスにすると、全体が取り付けた歯のようになりしっかりと固定され自分の歯と同じ感覚で食事ができます。何よりも、残っている歯が破損などした時には、修理が非常に簡単です。ブリッジの破損のケースでは、一からやり直すことが多くなります。

 

取り外したコーヌス義歯

裏側

表側

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