コーヌスクローネ

 あまり聞きなれない言葉と思いますが、古くからある歯の入れ方です。ドイツでは多いらしいです。
 私はこの方法をやりだしてから部分入れ歯では、いままでいろいろな方法をやってみましたがこの方法がベストと思えるほど気に入っております。

 患者さんは取り外しの入れ歯はどうしても気持ちが悪い、取り付けてほしいと言われます。 
 しかし残っている歯が少ない時や、後方に歯が無い時には取り付けることが出来ません。
 だからインプラントをされる人が増えております。
 が、コーヌスは取り外しができるブリッジのようなもので、歯に二重にかぶせるのでしっかり固定されます。口の中の清掃もしやすいしバネがみえないし装着感が抜群です。

これは自費診療です、1歯(内冠と外冠)で11万〜12万です。

 

 

写真部分はクリックすると拡大します

 

平成15年  男性

歯のある方は、ブリッジで取り付けることができますが、抜けている方は入れ歯になります。しかし、下顎の片側だけのクラスプの入れ歯は物理的に安定が望めません。

ところが、このようにコーヌスにすると、全体が取り付けた歯のようになりしっかりと固定され自分の歯と同じ感覚で食事ができます。何よりも、残っている歯が破損などした時には、修理が非常に簡単です。ブリッジの破損のケースでは、一からやり直すことが多くなります。

 

取り外したコーヌス義歯

裏側

表側

 トップに戻る