成功哲学

辻中先生は9年で型の採り方を完成させ、2年で二重構造に気がつかれたらしいです。私も3年ぐらいで出来るのでは安易に考えていました。ところが、辻中先生と違って開業と研究もと二足のわらじをはき、最初は研究を楽しんでいるというところがありました。しかし、なんと、どっこい、なかなか問屋が卸してくれません。9年がたつまでにはと考えたが、9年になろうが、10年になろうが、どんどん年月がたってゆき、結局、どっちつかずで苦しみました。辻中先生のように研究一筋で収入が断たれても取り組む勇気もなかったです。

松下幸之助の言葉に「まず思わなかったらそうはならない」「成功とは、成功するまで続けることだ」と有ります。また、ナポレオンヒルの「成功哲学」は

もし あなたが敗れると考えるなら

   あなたは敗れる

   あなたがどうしてもと考えないなら

   何ひとつ成就しない

   あなたが勝ちたいと思っても、勝てないと考えるのなら

   あなたに勝利はほほえまない

もし いい加減にやるのなら

   あなたは失敗する

   われわれがこの世界から見出すものは

   成功は人間の意志によってはじまる

   すべては人間の精神状態によってきまるということだ

もし あなたが脱落者になると考えるのなら

   あなたはその通りになる

   あなたが高い地位に昇ることを考えるのなら

   勝利を得る前に、かならずできるという信念をもつべきだ

人生の戦いは、常に強い人、早い人に歩があるのではない。いずれ早晩、勝利を獲得する人

は   “オレはできるんだ”と信じている人だ。

 このように「人が熱意を持って考え、できると明確に信じたことは、すべてが実現できる」という

これは鉄鋼王といわれたカーネギーがアメリカの成功者たちの成功した秘訣をナポレオンヒルに調べさせたものです。


私もこれを座右の銘として100%完成するまでがんばっております。


PS 1
このナポレオンヒルの父親はアメリカの開拓時代に鍛冶屋であった。彼の妻は歯が悪く、たえず入れ歯に悩まされたので鍛冶屋の腕をいかし妻の歯を
治しておりそれが評判になり、もぐりの歯科医として生計をたてるようになった。しかし違法のため捕まることがあり、それではと終いに歯科医の資格をとってしまったという経歴を持つ人です。その息子のナポレオンヒルは新聞記者となったきっかけでカーネギーを知り、彼はアメリカ中の成功者たちを紹介するから
成功した秘訣を調べないかとナポレオンヒルにもちかけたのです。その報酬はゼロでしたが

PS 2
辻中先生は今年(H16)お亡くなりになられました。その跡を息子さんが継がれているようですが、その息子さんから突然お電話があり驚きかつびっくりしたのですがいろいろお話をした中でこの成功哲学のようなことを生前よく話をしていたと息子さんがおしゃておられました。
その話の中で難しいのはやはり無口蓋の総義歯らしいです。金属床が吸着しないと書かれていましたが二重構造にすることにより解決されたようです。がしかし無口蓋義歯はどのようなケースも吸着させるというのは不可能と私も今のところそのように思います。。

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